思っている以上に寒かった3月。今季最低気温の-19.4℃も記録。例年よりも寒い3月となりました。
雪も降り太陽光発電が使えない日も半分くらいあり、電気代的に厳しい環境でした。
さて、今回は定期の電気代記事です。果たしてそんな3月の電気代はいくらになるのでしょうか?
私は-20℃にもなる北海道・地元工務店で高気密高断熱にこだわり家づくりをしました。最も気候の厳しい環境での家づくりは多くの人の参考になるかと思い、妻のブログを間借りして運営しています。
ちなみに、我が家の性能はこんな感じ。
Ua値0.23 C値0.18 第1種換気ステム エアコン1台で全室暖房 耐震等級3 ZEH住宅 太陽光パネル7.8kW搭載 Q1住宅Level3
これから家づくりされる方は、みなさんが建てたい家の性能と電気代の参考にしてください。なお、昨年の電気代はこちらから。
- 2023年1月の電気代
- 2023年2月の電気代
- 2023年3月の電気代
- 2023年4月の電気代
- 2023年5月の電気代
- 2023年6月の電気代
- 2023年7月の電気代
- 2023年8月の電気代
- 2023年9月の電気代
- 2023年10月の電気代
- 2023年11月の電気代
- 2023年12月の電気代
- 2023年の電気代まとめ記事
- 2024年1月の電気代
- 2024年2月の電気代
では、3月の電気代を報告していきます!!
2024年3月の電気代
じゃーーーーーーーーーん!
3月の電気代は501kWhで15,338円。期間は2月16日から3月14日の28日間。
電気の単価は上がっているものの、昨年2023年3月541kWhの15,960円と比べて、ほぼ同じ金額になりました。その大きな要因は、政府からの補助金のおかげです。
では、具体的に見ていきましょう!
電気代の内訳
内訳を見ると補助金がとてもありがたいことがわかります。
補助金がなければ、2万円以上になり、昨年よりも6,000円くらい金額が上がっていたことでしょう。
今後のさらなる電気代高騰がとても怖いですね。
とは言え、これくらいの金額に抑えられているのは、家の性能にこだわって建てたおかげだと思います。
>>昨年の3月のデータはこちらから
1日ごとの電気使用量
1日ごとの電気使用量はこんな感じ。
日によって電気の使用量に大きな差があります。それは2月26日に大雪が降り、3月9日まで太陽光発電が使えなかったからです。そのリアルな使用量の違いがデータからもわかります。
やはり、太陽の恵みの恩恵は大きいですね。もう雪が降らないことを祈ります(笑)
外気温は?
最低気温は-19.4℃、最高気温は7.5℃、平均は-4.6℃。昨年2月の平均気温が-2.0℃と比べると、今年の3月が寒かったのがわかります。
今季最低気温を出したのも、3月でした。ただ、今年は一度も-20℃を下回らなかったのが、なんだか寂しかったです(笑)
太陽光発電の売電は?
3月の売電は368kWh×17円=6,256円になりました!昨年が5,321円だったので、少し増えました♪
パネルに雪が付いている日が9日程度あったのを考えると、十分満足の売電。雪の季節も終わったのでどんどん発電してほしいですね。
太陽光発電の自家消費量は?
3月の電気代は2月16日~3月14日に対して、この画面の消費量は3月1日~3月31日までと計測にズレがあるので、参考程度に見てください。
今回の自家消費量は657-391=266kwhのようです。
太陽光発電の初期費用返済まであとどれくらい??
今月の電気料金ですが、15,338円から基本料金3,652円を引くと11,686円。これを今月の使用量501kWhで割ると1kWhあたりの電気代は23.32円となる。
これに、今月の自家消費266kWhをかけると、6,203円分の電力量を自家消費したと考えられます。
つまり、今月は自家消費の6,203円と売電6,256円を足すと12,459円得したと考えられます。
太陽光発電は1,500,000円くらいなので、2023年の経済的メリットの173,629円、1月9,260円、2月11,938円と3月の12,459円を引くと残り1,292,714円となります!
早く回収したいですね!
快適性は?
季節外れの今季最低気温-19.4℃になった朝も室温は23℃前後をキープ。快適性もばっちりです。
びっくりするくらい温度差もないですよね。さすがUA値0.23の高気密高断熱に感謝です!空調計画も完璧です。普通の壁掛けエアコン1台で暖房しているとは思えない。
温度計を見るたびに、性能に拘って高気密高断熱の家を建てて良かったと思います。
エアコンをつけ忘れた結果…
エアコンをつけ忘れて寝てしまった3月6日。朝の外気温が-15.3℃で室温が19~21℃。
思っている以上に部屋が暖かくてびっくりしました。さすがに無暖房で朝を迎えると1階と2階の温度差は出てきましたね。
しかし、この驚きの暖かさ。高気密高断熱の家の凄さを実感しました。
真冬のオーバーヒートは気持ちが良い
日射取得がもりもりのうちの真冬のオーバーヒートはこんな感じ。外気温の最高気温が-5℃くらでも、家の中は27℃くらいまで暖まります。日射取得の効果がわかると思います。
もちろん、日中は無暖房。午前9時くらいから午後20時45分くらいまでエアコンはOFF。それでも、この室温を保てるの第1種換気システムを使ったUa値0.23の高気密高断熱だからですね。
オーバーヒートには賛否ありますが、個人的には薄着で過ごせば問題ないし、光熱費も安くなるのでメリットが大きいと感じます。
エアコン1台で全館暖房
そんな我が家の暖房設備はふつうの壁掛けエアコン1台。
「北海道でエアコン1台で全館暖房できるの?」と思うかもしれませんが、それができちゃうんです!快適性もばっちり!
それを身をもって証明しています。
興味のある方は高気密高断熱ならエアコン1台で家全体を暖めるのは可能?-20℃の北海道で実験中の記事も参考にしてみてください。
太陽光発電は本当に儲かるのか?
太陽光発電は儲かる可能性が高いです。
2023年の電気代と売電のデーターを見ると、太陽光発電の設備投資としておよそ150万円、売電+自家消費をあわせた経済的メリットが17.3万円くらいだったので、コスト回収まで8.6年という見通。
ほぼ、シミュレーション通りの結果でした。
詳しく知りたい方は、2023年の北海道のオール電化の電気代と太陽光発電の売電は?本当に儲かる?の記事をご覧ください。
おわりに
今年の3月の電気代は501kWhで15,338円。外気温は最低気温が-19.4℃、平均は-4.6℃の極寒。昨年の3月よりも寒くなりました。
季節外れの大雪もあり、太陽光発電がされない期間も半分くらいありました。
それでも、この電気代におさまっているのは、性能にこだわって高気密高断熱の家を建てたからだと思います。
電気代が高くなる真冬でも光熱費の心配をすることなく快適な家に住むことができるのは、かなりの贅沢です。
今回は定期の電気代記事でした。最後まで読んでいただきありがとうございます。
また、私はクレーマー?工務店とトラブルになった時のお話も参考にしてください。私の屍を拾ってやってください(笑)
皆さんの家づくりが満足のいくものになりますよーに。
じゃーね(^^ゞ
妻が商品レビュー記事も書いているよ!
ぜひ、見ていってね♪
なお当ブログでは子育てするパパママにとって「そうそう、こんなのが欲しかったの!」と思えるような商品レビュー記事も書いています。気になる方はこちらからどうぞ!
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