2023年の北海道のオール電化の電気代と太陽光発電の売電は?本当に儲かる?

家づくり
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  • 高気密高断熱の年間の電気代は?
  • 北海道でオール電化住宅は大丈夫?
  • 太陽光発電は儲かるの?
  • コスト回収まで何年?

こんな疑問にお答えします。

SNSでは安い電気代の家がたくさん見られますが、太陽光発電や蓄電池のコストとその回収の見込みまで書いているものは決して多くないように感じます。

なので、表面的な安い電気代に一喜一憂するのではなく、コストを含めて安いかどうかを判断してほしいと思いこれを書いています。

我が家では新居に住んで1年が経過し、ようやく年間の電気代や太陽光発電の売電が出ました。これで、コスト回収の見通しが立ちます。

果たして年間の電気代はいくらになるのか?または太陽光発電は本当にお得なのでしょうか?

なお、私は-20℃にもなる北海道・地元工務店で高気密高断熱にこだわり家づくりをしました。最も気候の厳しい環境での家づくりは多くの人の参考になるかと思い、妻のブログを間借りして運営しています。

ちなみに、我が家の性能はこんな感じ。

Ua値0.23
C値0.18
第1種換気ステム
エアコン1台で全室暖房
耐震等級3
ZEH住宅
太陽光パネル7.8kW・パワコン5.5kW搭載
Q1住宅Level3

2023年の1年間の電気代

2023年の1~12月の電気代は150,691円になりました。

以前は築25年くらいの戸建ての賃貸で、間欠暖房生活していたのですが、その光熱費と比べても12~14万円ほど安くなりました。しかも、当時は夏のエアコンも使っていなかった金額。

快適性も格段に上がり、光熱費もかなり安くなっています。

1ヶ月換算すると毎月約1万円ほど安くなったような感覚。35年間で考えると420万くらいの価値でしょうか?これなら賃貸で古い家に住み続けるより、新しい家を建てて断熱や太陽光発電にお金をかけた価値があると考えられますね。

かなり雑な計算だけど、お得だったと思いたい施主のポジショントークなので許してね(笑)

太陽光発電の1年間の売電と自家消費

1年間の太陽光発電の売電価格は109,293円、自家消費額は64,336円でした。合計すると173,629円となりました。

つまり、我が家の場合、太陽光発電を設置する経済的メリットが年間で173,629円になったという計算になります!

なお、太陽光発電7.8kW・パワコン5.5kw搭載、売電価格は1kWhあたり17円となっています。

太陽光発電は儲かるのか?コスト回収まで何年?

太陽光発電のコスト回収まで8.6年という計算になりました。

設備投資に約150万円、売電と自家消費を合わせた経済的メリットが約17.3万円なので、150÷17.3=8.67と計算。

ほぼシミュレーション通りでした。卒FITとなる10年以内に回収できそうなので、我が家の太陽光発電は十分にお得と言えそうです!

なお、詳しい計算は割愛しますが、卒FIT後は売電価格が8円、13年ごとに35万円ぐらいでパワコンを入れ替えるとしても、トータルで黒字になる見込みです。

コスト回収まで何年が一般的?

以前、Twitterで太陽光発電のコスト回収まで何年かかるシミュレーションだったかアンケートを取ったことがあります。

8割くらいの人は10年以内で回収できると提案されたようです。ぜひ、参考にしてください。

太陽光発電&蓄電池のコスト回収は?

太陽光発電と蓄電池の場合はこんな感じ。太陽光発電よりも回収に時間がかかるのは当然ですね。

個人的にはコロナ後の一条工務店さんは何年くらいで回収できるシミュレーションされているのか興味があります。太陽光発電と蓄電池だけの価格を見ると、かなり格安であるという噂もありますからね。

もし、一条工務店のお施主さんがいらっしゃいましたら、コメント欄に書いていただけると大変ありがたいです。

電気代・売電・自家消費額のまとめ

2023年のオール電化の電気代は150,691円、売電が109,293円なので、実質41,398円となりました。

年間の電気代が4万円くらいなのは安いと思えますが、正直なところ、赤字なのはちょっと悲しい。

やはり買電より売電が上回ってほしいのが本音です。

とは言え、売電と自家消費を合わせた太陽光発電の経済的メリットが173,629円あります。設備投資として約150万円ほどかかっているので、8.6年程度でコスト回収できる見込みです。

結果、太陽光発電は十分にお得と言えます。

各月の詳細の電気代についてはこちら

各月の電気代等について詳しく知りたい方はこちらを参照ください。

おわりに

SNS上には電気代を発信する文化がありますが、コストも含めて発信している人は多くないように思います。家に帰るまでが遠足のようにコストを回収するまでが太陽光発電です。蓄電池も同じ。

なので、安い電気代を見て一喜一憂するのではなく、そこにかかっているコストまで含めてしっかり検討してほしいのです。

うちは工務店からの提案を受け、経済的メリットがあると思い、太陽光発電を設置しました。1年間のデータを見る限り、工務店が作ったシミュレーションとほぼ同じような実測となりました。

今後は「10年後には安くなっているだろう」と10年前から言われている蓄電池が10年後に本当に安くなっていると、ほんの少しだけ期待したいです(笑)

太陽光発電がお得かどうかは、地域の日照時間や家の断熱性などにもよって異なります。ぜひ、信頼する工務店にシミュレーションしてもらい太陽光発電の採用を決めてほしいと思います。

今回は2023年の電気代・太陽光発電の電気代記事でした。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

また、私はクレーマー?工務店とトラブルになった時のお話も参考にしてください。私の屍を拾ってやってください(笑)

皆さんの家づくりが満足のいくものになりますよーに。

じゃーね(^^ゞ

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