- また、怒鳴ってしまった…
- 感情的に怒っても意味がないな…
- でも、子どもも言ったこと直してくれない
- アンガーマネジメントなんて無理だし、ノイローゼになりそう…
もう絶対にイライラして子どもを怒鳴ったりしないぞ!と決心したのに、何度も怒鳴ってしまっていた私。
しかし、ある方法をためした結果、怒鳴る回数が劇的に減り、少しずつ穏やかに過ごせるようになってきたのです。
この記事を読むと、子育て中のイライラの対処法を学ぶことができ、穏やかに過ごせるようになります。
結論から言うと
子どもがいない部屋に移動する
ことです。
こんな簡単なこと?そう思われるかもしれませんが、かなり効果的できでした。
では、解説します。
子どもがいない部屋に移動しよう
子どもがいない部屋に移動することが、イライラしない最も効果的な方法の1つだと言われています。
なぜなら、視界から子どもが見えなくなることで、冷静に物事を考えられるようになるからです。
恥ずかしながら、子育てコーチの私自身もイライラすることが普通にあります。
かつては、必要以上に怒ってしまうこともいっぱいありました。
しかし、この理論の正しさを身をもって体験したことによって、今ではかなり冷静に対応できるようになってきたのです。
そこで、私の実体験を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
冷静になれる
それはイライラして子どもを怒っている最中に、洗濯機が止まった時のことです。
洗濯ものがしわくちゃになるのがストレスの私は
「あ、今日は絶対にシワになってほしくないスカートがある!こんなイライラして怒っている時にかぎってもぉーー!」
と怒りながらも脱衣所に移動したのです。
すると自然と子どもとの距離が出て、冷静に物事を考えられるようになったのです。
この時に思いました。
「あの理論は本当だった!」
それから、イライラしそうな時、子どもと距離を取ることを意識しました。
これがかなり効果的だったのです。
視界から見えなくなれば、落ち着きを取り戻せました。
目の前にイライラする行動をとる子どもがいるから、腹が立つのです。
冷静になるまで、自分が違う部屋に移動してみてください。
アンガーマネジメントよりも、大きな効果を感じるはずです。
そもそも怒鳴っても意味がない
- いやいや、子どものしつけや教育上、絶対に言わないといけないことだから、怒鳴ってでも言った方がいいん!」
- 子どもだって、ごめんなさい。わかった。って言ってるよ。
という意見も聞こえてきそうです。
たしかに、「大切なことは怒ってでも言わないといけない」という考えは理屈的に合っているようにも感じます。
しかし、「怒鳴る」に意味ないのです。
そう考える理由を解説します。
子どもなりの理由がある
子どもには子どもなりの理由があります。
子どもの気持ちを理解しようとしない限り、子どもが親の話を納得するは難しいのです。
たとえば、皆さんが子どもの頃、親や教師から一方的に怒られている時、どんな事を思っていましたか?
- うるせーな
- ぜんぜん納得いかない
- 早くこの時間が過ぎ去ればいいのに
などと思ったことありませんか?
みなさんも話を聞いていませんでしたよね(笑)
子どもには子どもなりの理屈や理由があります。
大人から見たらしょうもない理由かもしれないけど、子どもからすると立派な理由なのです。
反発する人に何を言っても意味がない
人は一方的な都合で怒られる、反発心を覚えてしまいます。
たとえば、皆さんも上司の一方的な都合で怒られたらどうですか?
「最近、成績が落ちているな。とにかく営業の電話を1日100本かけなさい。それが営業の基本だからな。」
と自分の意見を言う暇もなく一方的に怒られたら、上司の言うことを聞けませんよね。
一方的な指示命令で言われ、自分の考えを伝えられず理解してもらえない状況で言われても、上司の言い分なんか納得できるわけがありません。
子どもも同じではないでしょうか。
大人の言いたいことを理解してもらうためには、
子どもの気持ちを共感して聴きながら、対話をする必要があります。
怒鳴るという行為は極めて一方的なコミュニケーションであり、子どもの気持ちを理解しながら対話をすることは難しいですよね。
つまり、「怒鳴る」という一方的な行為には効果がなく、「子どものためだから、怒鳴ってでも伝えなきゃ!」と考えても意味がないんです。
どうせ、いくら言っても伝わりません(笑)
だからこそ、安心して違う部屋に移動しても良いのです。
【関連記事】>>共感しながらありのままを聴こう!コーチングの傾聴スキル
恐怖のあまり思考が止まり、理解できていない。
恐怖のあまり思考が止まり、何も理解できない状態の時もあります。
なぜなら、子ども達はいち早く恐怖から逃れたいと思っているからなのです。
特にイライラMAXで怒っていたり、子どもが泣いている時は気を付けなければなりません。
でも、子どもは泣きながらも「ごめんさない。わかった。」と言っているよ!理解しているじゃん!
という声が聞こえてきそうですが、それは違います。
子どもたちは感覚的に「ごめんなさいしないと許してもらえない」ことがわかっているのです。
「ごめんなさい。わかったから、もう怒らないで!!許して!」という気持ちなのです。
私たちの説教の内容なんて聞いていません(笑)
ただ反射的に「わかった」と言っているだけなのです。
皆さんも、子どもの頃を思い返すと心当たりがあるのではないでしょうか。
つまり、イライラして怒りながらどんなに大切なことを言っても意味がないのです。
つい怒鳴ってしまったら
「怒鳴る」に意味がなく、違う部屋に移動した方が良いとこともわかった。
でも、「つい頭に血が上り怒鳴ってしまうことがある」「違う部屋に移動できるか不安」という人も多いでしょう。
私もそうでした。
特に、慣れるまでは「また怒鳴っちゃった…」と自己嫌悪になっていました。
でも、安心してください。
絶対にできるようになるし、できるようになる過程があります。
①後悔期:「また怒鳴っちゃった…」と後悔する段階
②怒りながら気づく時期:怒鳴っている途中に「あ、怒鳴っちゃてる」と気づく段階
③定着期:イライラしている時に「腹立つ!怒鳴っちゃいそう」と怒鳴ってしまう前に気づけるようになり、子どものいない部屋に移動できるようなる段階
このような段階を経て、「イライラしている自分にいち早く気づけるようになるはずです。
少しずつでいいんです。
怒りながら「あ、やばっ!」と気づけるようになったら、あと一歩です。
なんだか、できそうな気がしてきませんか?
穏やかに過ごせる
正直なところ、今でもまだイライラして怒鳴ってしまうこともあります。
しかし、
その回数は驚くほど減りました。
その結果、必要以上に怒鳴ったりすることが減ってきて、穏やかに過ごせるようになってきています。
すると私の心にも余裕が出始め、子どもたちの心にも余裕が出てきたような気がします。
怒鳴れば怒鳴るほど子どもも荒れる。
穏やかに過ごせば過ごすほど、子どもも穏やかになる。
そんな気がします。
イライラした時の対象法を身につけていれば、もう怖くなんかありません。
ちなみに、私は旦那と協力して「イライラして爆発しそうだから、ちょっと2階に行ってくるよ」と言って違う部屋に行くこともあります。
夫婦で違う部屋に行くことを許可し合いながら協力しています。
ぜひ、このような方法を実践して、
子どもとの時間を少しでも穏やかに過ごせるようになってほしいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
もし、「子どもとの関係に少し悩んでいる…」という方は、こちら記事も参考にしてください。
きっと、子どもとの関係が良くなるはずです。
では、また♪
当ブログではコーチングの観点から子育てのお悩みに答えています。
無料体験コーチングに興味がある方はCoachEd(コーチェット)の評判は?を参考にしてください。私がおすすめするコーチングの1つです。
コーチングについて書籍から学びたい方は【やる気を引き出す】コーチングのおすすめ本9選!を参考にしてください。
【関連記事】
- 【小学生向け】子どもが宿題をしなくてイライラ。どうしたらいいの?
- 子どもの兄弟喧嘩の対応方法!大人になっても仲良くいてほしい
- 自分がされたらどう思う?に効果なし。その理由と対策を解説
- 我が家のルールは1つ。家族で楽しめるテレビゲームのルールの作り方
- 「人に迷惑をかけてはいけない」言ってはいけない理由とその対策
- 失敗する子どもが育つ自己肯定感の高め方【成長体験につながる親のあり方】
- 子どもの自己肯定感の高め方。失敗する子どもは育つ。【成功体験のデメリット編】
- まだ間に合う!!思春期の子育てをやり直したい親がするべき1つのこと
- 子どもが嘘ばかりつく!どうしよう?癖になっている?その時の対応を解説!
コメント