- 子どもがなかなかルールを守ってくれない。
- 初めてゲームを買うんだけど、家庭のルールってみんなどうしてるの?
- 子どもが守ろうとしてくれるルールってどんなルール?
このように思っているパパママさんも多いのではないでしょうか?
今回は子どもが守ろうとしてくれる家庭内のルールの決め方について解説します。
まず結論から言うと、家庭内でルールを決める時は、できるだけシンプルかつ少なくしましょう。
なぜなら、ルールを守る子どもにとっても、ルールを守らせる親にとっても負担が少なくなり、守りやすくなるからです。
そこで、うちでは「ゲームは家族で楽しむもの」というルール1つだけにしました。
では、このルールにした背景を解説します。
ルールはシンプルかつ少ない方が良い
まず、ルールはシンプルかつ少ない方が、子ども達も守りやすくなります。
もし、ルールがたくさんあると守らせる親も大変になり、私たち親も「少しくらい、まぁいっか」となりがちです。
子どももルールが多いと覚えきれません。
そして、いくつか守られていない状況が続くと、ルールそのものがないものになってしまうこともあります。
また、親の気分次第で注意する時としない時があると、
「昨日は大丈夫だったのに、なんで今日はダメなの?」と子どもの不満も増えます。
皆さんも子どもの頃、同じように思ったことあるではないでしょうか?
このように、ルールがたくさんあると、守らせるのも大変になるのです。
うちは「ゲームは家族で楽しむもの」というルール1つなので、守る子どもも守らせる私たちもすっごく楽です。
できるだけ、ルールはシンプルかつ少なくしましょう。
我が家のルールはたった1つ「ゲームは家族で楽しむ」
私の家では家族で過ごす時間を大切にしています。
しかし、長男も4年生になり、周囲のお友達もほとんどゲームを持つようになってきました。
長男も次男も「そろそろゲーム欲しい」と言ってきました。
でも、部屋にこもってゲームばかりして、会話がないなんて状況にしたくない!
そんな思いがありました。
そこで、「どうせなら家族でゲームすればいいじゃん!」と思いついたのです。
だからこそ、「ゲームは家族で楽しむもの」というルールを作ったのです。
「家族で楽しむ」の大原則を踏まえて考える
「ゲームは家族で楽しむもの」というルールはわかったけど、細かい決まりはどうしてるの?
という声が聞こえてきそうですね。お答えします。
うちでは、この大原則に沿って細かいルールを決めたり、子どもと話し合ったりしています。
たとえば、ゲームは宿題をしてからやるというルール。
長男はなかなか宿題の手が進まず、寝る前までひっぱってしまうことがありました。(ここ1年はかなり減りました)
眠いけど、やらないといけない。
そのイライラで家族にあたったり、家の雰囲気を悪くしてしまう。
もし宿題の前にゲームをすると、この状況が作られやすくなってしまうのです。
ある意味ゲームが原因で家族が嫌な気分になる可能性がある。
これってなんか嫌だよね…。
そんなことを子どもと会話しました。
これは「ゲームは家族で楽しむ」という大原則からはずれてしまいます。
こういうわけで、ゲームの前に宿題をやっちゃおうね!というルールが作られたのです。
どんなゲームを買ったの?
子どもの希望もあり任天堂スイッチを買いました。
そして、ソフトは「家族で楽しむもの」という大原則をもとに、みんなで楽しめるものならなんでもいいよ!としました。
子ども達はこの原則を踏まえて
- これだったらみんなで遊べるよね?
- それなら、こっちの方がみんなで楽しそうにできるんじゃない?
- こっちは、みんなで運動もできるよ!
なんて、話し合いながら決めていました。
結果として、次男がマリオカート、長男がおばけの射的屋を選びました。
子ども達がちゃんと考えてくれたおかげで、今では家族全員でゲームを楽しむことができています。
買ってよかったなぁ~と感じています。
そして、子どもが寝静まった後、ほぼ毎日こっそり夫婦でマリオカートをしているのは子どもには秘密(笑)
夫婦仲にもプラスになっています。
子どもの仲を深める方法はこちら>>子どもの兄弟喧嘩の対応方法!大人になっても仲良くいてほしい
子ども自身が自分で考える機会が増えた
「ゲームは家族で楽しむもの」という大原則のおかげで、子ども自身が自分で考える機会が増えました。
たとえば、「家族みんなで楽しめるにはどんなゲームが良いかな?」と考えたり、
休日には「午前中に宿題やっちゃうから、みんなで午後ゲームしない?」と言ってくることもあります。
このように、息子たちが自分のやりたいことをやるために、1日の計画を立てるようにもなりました。
私たち大人も、1日ぐーたら過ごして後悔したことがあるはずです。
でも、頭の中で午前中にあれやって、午後からあれしよう!と考えるだけで、1日にメリハリができませんか?
つまり、どのように1日を過ごすか考える力はすごく大切なのです。
こんなふうに、大きな原則のおかげで、子ども自身が自分で考える機会が増えてきました。
ゲームは1日1時間まで(我が家の場合)
1日どれくらいまでゲームを許可するかは皆さんも悩むところだと思います。
ちなみに、うちでは1時間にしました。
正直、根拠はありません!
おーい!大原則にのっとって考えるんじゃないのかーい!
と突っ込みが入りそうですね。
ごめんなさい。これは難しかったです。
ただ「ゲーム以外の家族の時間も大切にしたいんだ」と子どもに伝えました。
これは紛れもなく夫婦の本音でした。
これが子どもの心に伝わったのでしょうか。
今のところ、この1時間を守ろうとしてくれています。
ただ正直なところ、時間をオーバーしちゃうこともあります(笑)
子どもの区切りの良いところで終わりたい、という気持ちはすごく理解できます。
だからこそ、ガチガチでルールを守らせるのではなく、状況によっては子どもの思いも受け止めることも大切です。
ということで、15分くらいオーバーすることもあります。
でも、時間を守ろうとしてくれている子どもたちに感謝です。
【注意】
時間の設定はそれぞれの実態に合わせて変えてみてください。
今まで自由だったのにいきなり1時間にすると、さすがに子どもも納得できません。
子どももパパママも納得できる時間+親としての気持ちをIメッセージで伝えてみてください。
子どもが大きくなったら
正直なところ、子どもがまだ小4と小1だからこそ上手くいっているのかもしれません。
大きくなったら、この大原則も変わることでしょう。
だからこそ、すでにその心の準備をしています。
実際、長男がSwitchのはじめてゲームプログラミングに興味を持ち始めました。
学校でもプログラミングクラブに入り、楽しかったら買ってほしいと言っていました。
どうやら、プログラミングに興味があるようです。
でも、プログラミングのゲームは家族で遊べないし、時間もオーバーしそうだし。
そこで、旦那が「本当に欲しいなら、どれだけ欲しいか、買ったらどんなメリットがあるかプレゼンしな。それで『なるほど』と思ったら買ってあげるよ」と伝えました。
本当に欲しいなら、きっと何かしらのプレゼンをしてくるはずです。
夫婦の思いとしては、プレゼンしてくれたら買ってあげるつもりです。
どんなプレゼンになるかちょっと楽しみです(笑)
このように、子どもの年齢や実態に応じて、一緒にルールを考えていくことも大事なのです。
もちろん、ルールはシンプルかつ最小限にしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
当ブログではコーチングのスキルを子育てに落とし込んで解説しています。
皆さんの子育てのヒントとなれば、とてもうれしいです。
家族で盛り上がるゲームをご紹介
最後に我が家で実際にワイワイやっているゲームをご紹介します。
ゲームを買って間もないので2つしかありませんが、
どれも家族でわいわい盛り上がって楽しんでいます。
我が家では家族の仲が深まりました。おすすめです!
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
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