性能迷子になっていた時、工務店ともめたんすよー。
こんにちは。
家づくりは大きな金額になります。どうしても神経質になりすぎる時もあるはず。
今回は私が工務店ともめてしまったときのお話です。あの時の私は住宅迷子になっていてクレーマーっぽかったなー。笑
ぜひ、私の失敗を見て家づくりの成功につなげてください。私の屍を越えてゆけーー!!
高気密高断熱を得意としています!!
新住協の工務店だから、本物の高気密高断熱を建ててくれるだろう。
まだ勉強不足だったこともあり、営業マンの言葉を信じていた私。
しかし、家づくりについて勉強をしていくにつれて、営業マンの嘘?勉強不足?を感じ始めます。
FF式ストーブ1台で全室暖房
鎌田先生考案のFF式ストーブで全室暖房を取り入れたかった私。
なぜなら、コストも安く抑えられ予算に限りがある私にとって魅力的なコンセプトだったから。新住協に加盟している工務店なら、勉強もしているし、できるはず。
そう考えていました。
しかし、その問い合わせをすると営業マンの反応は
「はぁ…?なんですか?ストーブ1台でなんて無理です。やめておいた方が良いですね。新住協…。鎌田先生…。実は新住協に加盟しているものの、ここ数年は参加しておりません。」
そう、新住協の幽霊部員で自称高気密高断熱工務店だったのです。
断熱もG1レベル・気密測定はオプションの時点で気づけよ!と当時の私に言いたい。
夢見させるようなこと言うなよ!!
しかし、自称高気密高断熱だとわかってもなお、打ち合わせをすすめたかったんです。
なぜなら、とにかく良い分譲地を持っていたから。学校も近いしスーパーもあるし利便性も良い。
勉強した知識で、施主主導でさらなる高断熱化・省エネ化もできると思ったんです。
施主が勉強したらなんとかなるんじゃないかという気持ちで頑張ろうとしたんです。
なぜ、おれはあんな無駄な時間を…
しかし、無理でした。
無理やり高断熱化をしたり、耐震等級3を希望したり、FF式ストーブ1台で全室暖房をお願いしたりして、変な目で見られていたのがひしひし伝わっていたね。
なんやかんやあって、連絡が途絶えたり、その理由が「急ぎのお客さんが来て、そちらを優先していました」と意味わかんないこと言われたり。仮契約の金額が直前に説明もなく増額されたり。
知識不足だけじゃなく、説明不足も多々あったよ。営業マンはイマイチでも実際に家を建てるのは職人さんだからと我慢もしてたよ。
ただ、私もネットで得た知識を振りかざして、目の前にいる営業マンより知識があると優越感に浸っていたところもあったかもしれないし、ちょっとヤバいやつだったよ。あの時の私は。ある意味、クレーマーっぽっかったし、住宅迷子にもなっていた。
工務店側もそんな施主と家づくりなんてしたくないよね…。
もちろん、もう一回家を建てるとしても、あの工務店にはお願いしないけどね!!!
家づくりについていっぱい勉強したけど、その方向性が間違っていたんだなと心から反省しました。
なお、工務店探しをしている方は、欠陥住宅なんて嫌!施工品質の高い工務店を見つける方法とは?の記事も参考にしてね。
大きな財産となる
しかし、家づくりが一度うまくいかなかったことがあるというのは大きな財産になったと思います。
- これを言ったらトラブルになりそうだな…
- これを言ったら嫌な気持ちにさせそうだな…
- これをお願いしたらめんどくさい客だと思われそうだな…とか
なんとなく感じるようになりました。
やっぱり、相手も人なのでお互いに気持ちの良い関係での家づくりを目指したくなりました。
とは言え、一生に一度の大きな買いもの。妥協もしたくない。我慢したり遠慮したりするのは違う。
じゃ、どうしたら良いの?
そのためには工務店選びが重要だと気付いたのです。
家づくりは工務店選びが8割
私が出した答えは、自分がしたい家づくりをすでにしている工務店と一緒に作れば良いというものです。
なぜなら、大部分を工務店に任せて、細かいところを打ち合わせしたら、希望する家が建つからです。
それに、私だって仕事で普段やっていないことを求められたら、少し面倒だしミスそうな気がします。
だからこそ、工務店がいつも作っている性能や意匠に共感できないなら、違う工務店を探したほうが良い。そう思ったんです。
我慢や遠慮するのではなく、同じ方向で家づくりができる工務店を見つけたら良い。
相手も無理をしての試行錯誤のなかでの打ち合わせや施工では、想定しきれないリスクが出ると考えるのは難しくないですよね。
だから、マジで工務店選びは重要。
自分がやりたい家づくりと工務店の得意が一致していると、家づくりはめちゃめちゃ楽しいものなります。
住宅迷子になろう!?
一生に一度の大きな買い物。絶対に騙されたくないし、損したくない。だからこそ、高気密高断熱の本もたくさんに読んだし、ネットでもたくさん調べました。
その結果、知識が渋滞して住宅迷子になっていました。
たとえば、工務店に対して不信感があったため、自分でUa値や直下率を計算しようとしたり、素人がやるにはかなり無駄なことをしていました。少し神経質になりすぎていたのです。
しかし、住宅迷子になりトラブルを経た結果、信頼できる工務店を見つけることに全力を注ぎ、本当のプロ工務店にお願いをした方が良いと思えるようになったのです。
遠慮はするな!でも配慮は必要
家づくりの方向性が同じ工務店とはいえ、何か予期せぬアクシデントが起きてしまうのが普通です。
そんな時は、遠慮してはいけません。しかし、人としての配慮をしましょう。
相手も人間です。家づくりの大切なパートナーです。気持ちよくアクシデントを改善するためにも配慮が必要です。
きっと、住宅迷子になっていた時はその「配慮」も足りなかったと思います。
おわりに
一生に一度の家づくりを終えた今、あのドキドキ感も一生に一度だったんだなーと感じています。
特に家が建ちはじめ、みるみるうちに形になっていく過程のワクワク感は忘れられません。
私はいろいろありましたが、本当の高気密高断熱を得意とする素敵な工務店と出会うことができました。
そんな工務店と一緒に建てた-20℃にもなる北海道の家の光熱費やコスパ最強のエアコン1台での全館暖房の記事も参考にしてくれたらうれしいです。
ぜひ、皆さんの家づくりが素敵なものになることを願っています。
じゃーね!!
妻が商品レビュー記事も書いているよ!
ぜひ、見ていってね♪
なお当ブログでは子育てするパパママにとって「そうそう、こんなのが欲しかったの!」と思えるような商品レビュー記事も書いています。気になる方はこちらからどうぞ!
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