私は100点満点の家づくりをすることができたわ。これ以上の家はないと思ったの。でも、あなたが生まれてから、この家でたくさんの思い出を作ったし、庭づくりも楽しかった。少しずつ家も風情が出てきて、今では200点の家になったのよ。家づくりに満点なんてないのよね。あなたの家づくりもこれからよ。
こんなツイートをしました。まさしく私の本音であり願望です。
すでに家は完成していますが、家づくりは終わりはないと思っています。ある意味、家は育てるものなのかなーと。
今回は家づくりが大好きな人が、完成後もさらに好きになってほしいなーと、そんな想いを持って書いています。
まぁ、完全に私の自己満記事なんですけどねーwwww
ウチとソトを繋げよう
家は家の中だけで完結するものではありません。庭とのつながりも重要です。
たとえば、家族でBBQしたり、ガーデニングや野菜作りをしたり、家の中から好きな庭を見て過ごしたりすることができます。子どもが小さかったら、子どもの遊び場にもなります。
これだけで、家の過ごし方が楽しくなるのが想像できますよね。
しかし、そのためには、家(ウチ)と庭(ソト)のつながりが重要になってきます。なぜなら、つながっていないと庭で過ごそうと思えないからです。
例えば、私はかつて庭付きの戸建ての賃貸に住んでいました。しかし、玄関からしか庭に行くことができず、しかも基礎が高い家だったため、外に出たら階段を降りなければなりませんでした。
これがとても億劫だったのです。その結果、なかなか庭で過ごそうとは思えませんでした。この経験からも、家と庭の距離が近さが重要だと感じています。
だからこそ、ウチとソトをつなげることが大切なんです!!!
暮らしを楽しんでいるならOK
家を愛するということは、家主が楽しんでいればなんでもOKです。人と比べる必要ありません。
例えば、Twitterでは本当に素敵な庭が多いです。プロが手掛けている庭や、かなりこだわっているプロ施主の方々のほれぼれする庭がたくさん。
それと比べたら我が家の庭は素人感満載です。でもいいんです。なぜなら、私達夫婦で楽しんで作っているんですから。
我が家の粘土質の土を見てください。どこを掘っても粘土です。なんなら素敵な陶芸ができそうですよね?笑
正直なところ、この粘土質に気づいたときは夫婦二人で「絶望」を感じました。「芝や野菜作りなんて無理じゃない?」と楽しみにしていたことができないと感じたのです。
でも、周囲を見渡すと芝など庭づくりを頑張っている家や畑を作っている家もあり「失敗してもいいから、楽しんでいろいろやってみよう!」という気持ちになったのです。
その結果、ここまで緑が庭に増えたのです。ぶっちゃけ大満足です!まだまだ途中だけど、あーだのこーだの言いながら、行き当たりばったりで楽しみながら庭づくりしています。
なかなか楽しいですよー!笑
野菜作りも楽しい
野菜づくりもしています。さすがに土はホームセンターで買ってきていますよ。あの粘土質じゃ育たなそうですよね(笑)
今現在、ラディッシュやイチゴに小松菜、ネギにアスパラに大葉の収穫ができています。苗や土、肥料などの購入費用を考えると、今年は野菜をスーパーで買ったほうが安かったかもしれません。
でも、いいんです!なぜなら、ぐんぐん伸びる野菜の成長を日々感じれたり、収穫できた時の喜びはお金に換えられません。子どもたちも一緒に喜んでくれています。
野菜づくりは庭に緑も増え、さらに食べられます(笑)
なかなか楽しいもんですよー!
湿度をコントロールしよう
世の中にはF式というフエッピーさんを頂点とする湿度管理集団がいます。私はそこまでマニアックにこだわって管理できていませんが、その魅力もわかります。
なぜなら、こだわって建てた高気密高断熱住宅。私自身も家の中の快適さを求めて建てました。
特に-20℃になる北海道に住んでいる私は冬の快適さにはこだわりました。これがうまくコントロールができたのです。さらに電気代も安くて、なんだかうれしい気持ちになりました。
一方で、夏は本州と比べてそこまでジメジメしていません。そんなに気を使わなくてもそれなりの湿度になってくれます。だからか、夏の湿度管理にはあんまり夢中になっていないのも事実。
いずれにしても、湿度管理は難しいものに挑戦したいという気持ちを掻き立ててくれます!笑
>>どきどきワクワク真冬の無暖房チャレンジ!はたして結果は?
暮らしを建てる
家づくりにおいて、性能はとても重要です。しかし、性能迷子になっては家づくりの本質を見失ってしまう可能性があります。私もその一人でした。
おそらく皆さんも高性能な家が欲しいのではなく、自分が理想とする暮らしを実現するために高性能な家が必要な人が多いはず。
家を建てるということは、その家でどんな過ごし方をしたいのか、その暮らしを建てることと同じ意味だと思うのです。そのためには、暖かく地震に強い高性能な家が必要だというだけの話。
ただの施主が偉そうにすいません…。
しかし、Twitterを見ていると、かつての私のように性能迷子になっている感じの方も見受けられます。ぜひ、そこから抜け出し、家づくりを楽しいでほしいと思っています。
>>私はプロ施主になりきれなかったクレーマー?工務店とトラブルになった時のお話
経年変化を楽しもう!
板張り外壁をおすすめしない建築会社もありますが、私は好きです。なぜなら、経年変化を楽しめるからです。
我が家の外壁はトドマツにエコウッドトリートメント仕上げです。たぶん、シルバーグレーになるのかな?こげ茶になるという話もあります。
どんなふうに変化していくのかはわかりませんが、私達も年を重ねるのと同じように外壁も一緒に経年変化していきます。それを楽しむつもりです。
そんな気持ちで板張り外壁を選びました。
たくさん後悔がある家を、それでも愛そう
建売住宅より注文住宅の方が後悔していることが多いという話も聞いたことがあります。理由は、建売は最初から仕様が決まっていて諦められるけど、注文住宅は自分達で選んだ結果だから後悔が残るというもの。
たしかに、一理あると思いました。私にも多少なりとも家づくり中の後悔や小さなトラブルがありました。
しかし、実際に住んでみたらそんなに気にならなかったことや、全く気にならないものもありました。
私自身も全く後悔がない家ではありませんが、自分たちで一生懸命考えて工務店と一緒に建てた家がやっぱり好きなんです。
最終的には一生懸命考えて建てた家を、どこか大らかな心で愛そうという気持ちも大切なのかなーと思います。
おわりに
「家を愛する」という概念を知ったのは青森の菊池組さんからでした。それまでの私は性能至上主義みたいなところがあったのですが、ここから少しずつ考えが変わってきたような気がします。
100点満点の家なんてありません。家づくりに終わりもありません。150点にも200点にもなります。
私も家族でたくさん思い出を作ったり、いろいろ手を加えたりして、家を愛し育てていくつもりです。
今回は私自身の家の楽しみ方、愛し方について書いてみましたが、家での暮らし方は人それぞれです。私の過ごし方に共感できた人も、全くできなかった人もいるでしょう。それが普通です。
どう過ごすかは皆さん次第です。それぞれの楽しみ方、過ごし方を見つけて、一生懸命考えて作った家を大切にしてほしいなーと思っています。
今回の記事が、皆さんの家づくりの参考になってくれたら、とてもうれしいです。最後までお読みいただきありがとうございました。
皆さんの家づくりが満足のいくものになりますよーに。
じゃーね(^^ゞ
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ぜひ、見ていってね♪
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