- 私は話すのが苦手なタイプ。だからこそ、聞き上手になりたい
- チームのリーダーとして聴く力が求められている
- どうしたら聞き上手になれるの?
- 話の聞き方のコツが知りたい!
こんなお悩みに答えます。
この記事を読むと、本当の聞き上手になり、結果としてコミュニケーション能力も高めることができます。
コミュニケーション能力が本当に高い人は、話し上手ではなく聞き上手だと言われています。
ビジネスマンや営業マン、組織のリーダーとして聞く力が高い人は、周囲の力を引き出し、自身の評価も上がっていきます。
また、家族の中に聞き上手な人がいると、夫婦仲も子どもとの関係も良くなるのです。
結論から言うと、心の声のボリュームを下げて話を聞くことが大切になります。
心の声のボリュームを調整できるようになれば、聞き上手になるのです。
なお、今回は同じコーチ仲間のがんちゃんこんなツイートをしたことがきっかけとなり、記事にすることができました。
このツイートに大事な要素がぎゅーと詰まっていますね。がんちゃんありがとう!
がんちゃんも素敵なコーチです。がんちゃんのコーチングに興味がある方はこちらからどうぞ。労働に関する法律相談もできる多才なコーチです!
聞き上手のメリット
- コミュニケーション能力が上がる
- 人から愛される
- 周囲の評価が上がる
- 周囲の人の力を引き出すことができる
- 周囲の関係性が良くなる
聞き上手にはこんなメリットがあります。
皆さんも、周囲に自分の話しをしっかり聞いて受け止めてくれる人がいるだけで、うれしくなりませんか?
聞き上手になれば、自分はもちろん相手も輝かせられるようになるのです
では、具体的に聞き上手になるためのトレーニング方法を解説していきます。
相手の心を聞こうとしていない
- 自分だったら、こうするのになぁ
- (相手の話の内容に対して)それ、違うと思うなぁ。
- 相手のこの話が終わったら、〇〇と言おう!
人の話を聞いている時、このように心の中で違うことを考えていませんか?
実は、この瞬間すでに相手の話を聞けていないのです。
相手の話の内容を覚えているから、ちゃんと聞いているよ!という声が聞こえてきそうですが、それは違います。
たしかに、内容は聞こえているかもしれませんが、相手の心の深いところにある本音や相手も気づいていない本心までは聞こえていないのです。
なぜなら、あなたの心は自分声でいっぱいだから。相手の心まで聴こうとしていないのです。
あなたの心が自分の声でいっぱいなのに、相手の心の声まで聞こえてくるわけがありませんね。
つまり、表面的な言葉は聞こえているかもしれませんが、心まで聴こうとしていないのです。
では、どうしたら良いのでしょうか?
それは、心の声のボリュームを下げることです。
心の声のボリュームを下げよう
相手の話を聴こうとするためには、心の声のボリュームを下げなければなりません。
相手の話を聴きながら、いろんな思いや考えが浮かんでも心のボリュームを下げてください。
すると、相手の表情や声質、全身からにじみ出る雰囲気など内容じゃない情報も見えてきます。
その中に、相手の本当の思いや相手も気づいていない本音が聞こえてくるのです。
でも、ついつい気が付いたら心のボリュームMAXになっちゃう、という声が聞こえてきそうですが、それ普通です。
そこで良い練習方法があるので、ご紹介します。
聴く力の磨くトレーニング(シャドーイングをしよう
シャドーイングとは外国語学習において行われる練習方法の1つで、音声を聞いた後に即座に復唱する練習方法です。
たとえば、
A「こんにちは。今日は天気が良いですね…
B「 こんにちは。今日は天気が良いですね…
このように、「相手の話を聞きながら少し遅れて同じように話す」トレーニング方法です。
これは本当に効果的な聴くトレーニングになります。なぜなら、しっかり聴いていないと話せないからです。
ぜひ、テレビやYouTubeの音声に少し遅れながら話し続けてみてください。
>>詳しいシャドーイング方法を知りたい方はこちら
でも、こんなのが聴く練習になるの?という声が聞こえてきそうですが、この練習によって人はいかに話を聞けていないかがわかります!
私は衝撃を受けました…
話の聞き方のコツ
実際にテレビやYouTubeの音声を使ってやってみると、かなり難しいことであることがわかると思います。
なぜなら、音声の内容に引っ張られ、自分の思考が活性化される。いろんな想像や妄想、原体験を思い出したりして、シャドーイングをするのを忘れてしまう。
つまり、心のボリュームが大きくなってしまうのです。きっと1分ともたない。こんな人も多いはずです。
日常生活でも打ち合わせ中に違うことを考えて、重要な内容を聞き逃してしまう現象が、心の声のボリュームが大きくなってしまった瞬間と同じと言えます。
「あー、また妄想に夢中になっちゃった…あ、シャドーイングしなきゃ。」
シャドーイングの練習中は、まさにこの繰り返し。
正直、今の私は5分が限界です。つまり、5分は相手の話を集中して聴けるということです。
個人的には最低限の時間だと思っていますが、1時間のドラマをずっとシャドーイングできる人もいるようです。
とは言え、実際に練習する人は100人読者がいたら、2~3人ぐらいではないでしょうか。皆さんには、ぜひその2~3人になって練習してほしいと思っています。
心の声のボリュームが大きくなっている自分に気が付こう
本当の聴き上手になるためには、心の声が大きくなっている自分に気が付かなければなりません。
なぜなら、気が付けたら心の声のボリュームを下げ、相手の話を聴こうとすることができるから。
気が付いたらずーと自分の妄想の中にいて、相手の話を聴けていなかったいう状況ではいけません。
私たちの頭の中に、目の前の話し相手はいません。
本当の聴き上手になることで、自身の評価もあがるだけでなく、周囲の人たちの力も引き出すことができるようになります。
私もこれまでコーチとして、相手も気づいていないような本当の思いを聴くことができ、相手のやりたいことが明確になったという体験が何度もあります。
それも今回の練習方法を通じて、心のボリュームを調整できるようになったからです。
さらに、私は子育てにも応用しています。子育て中のパパママにも聞き上手になってほしいと思っています。
今回の話は一般的に言われる傾聴よりも深いレベルの聴き方トレーニングになっています。
>>共感しながらありのままを聴こう!【コーチングの傾聴スキル】
ぜひ、皆さんには今回紹介したトレーニング方法を試して、本当の聴き上手になってほしいと思います。
この記事が参考になっていただけたら、とても嬉しです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
では、また♪
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