土地探しはとても難しいですよね?毎日、不動産サイトを見ていても全ての条件を満たしている土地なんてなかなか現われない。
土地探し迷子になりそう…。なんか疲れた。そんな人も多いはず。
今回はそんな土地探し迷子の人に読んでほしい内容となっています。
結論から言うと、1年探しても100点満点の土地なんて出てこなかったら、そんな土地は存在しない。大きな減点がなく、ここだけは譲れないという点が満たされていれば、その土地は買いだと思います。
もしかしたら、土地探しは結婚相手探しと似ていますね(笑)
では、見ていきましょう!
どんな暮らしをしたいかイメージを明確にしよう
土地探しのコツは「どんな暮らしをしたいか」のイメージを明確にすることです。
なぜなら、その暮らしが実現できる土地とそうじゃない土地があるからです。
たとえば「どんな暮らし」が明確になっていれば、他の人が見向きもしないような土地が、自分にとってはお宝の土地に見えてくることもあります。
だからこそ、どんな暮らしをしたいか家族で話し合い、明確にすることが大切です。
とは言え、暮らしをイメージするのは簡単ではありません。いきなり言われても意味がわからないという人も多いと思います。
以下、私の実体験の一部ですが、それを参考にしてみてください。
工務店と一緒に土地を探そう
工務店と一緒に土地探しをすることが大切です。なぜなら、自分の理想とする暮らしが実現できるかどうかは、土地を活かす工務店の設計能力次第だからです。
たとえば、私の土地探しの条件の1つとして日当たり(日射取得)を重視していました。
不動産サイトで土地を探していると、ややしばらく売れ残っている土地がありました。一見すると日当たりが悪く、北東向き道路でやや狭い。でも、価格は安い。そんな土地でした。
しかし、googleマップで上から見ると南側から太陽が入りそうに見えました。
そこで、以前からやり取りをしていた新住協のマスター会員の工務店に連絡をすると、1社からは「この土地では無理」との返答。もう1社からは「面白そうですね。現地での確認が必要ですが、いけるかもしれません」との返答がありました。
その結果、後者の工務店からは太陽高度など計算された間取りを提案していただき、その土地で家づくりをすることになったのです。
結局のところ、私の仕事の事情により、そのタイミングで家を建てることができませんでしたが、工務店による設計能力の差を大きく感じました。
私はどんな暮らしをしたいかが明確になっていたからこそ、設計能力の高い工務店を見つけることができたし、掘り出し物の良い土地も見つけることができたのです。
土地探しは工務店と一緒に探しましょう!
理想の暮らし=工務店の得意とする家づくり
ベガハウスさんのツイートには切れ味がありますね。特に「設計の工夫で短所→個性に変えられる」というところ。
ただ、これほど設計力がある工務店がなかなかないのも事実。しかし、設計者による得意な設計と苦手な設計の差は大きいはず。
暖かく暖房費がかからない家を建てたかった私は性能重視の工務店をしました。その結果、エアコン1台でも真冬の北海道でも暖かい家になったのです。
あなたの理想とする暮らしと、工務店が得意とする家づくりが一致する工務店を見つけて、一緒に土地探し・家づくりをしていきましょう!
>>高気密高断熱ならエアコン1台で家全体を暖めるのは可能?-20℃の北海道で実験中!
>>欠陥住宅なんて絶対に嫌!施工品質の高い工務店を見つける方法とは?
施主が主体となって土地を探そう
とは言え、プロに任せておけば、理想の暮らしが実現できる土地が見つかるわけではありません。
なぜなら、工務店やHM営業マンは多くのお客さんを抱えており、常に私たちのために土地を探しているわけではないからです。
だからこそ、私たちが主体となって土地を探すことも大切です。私の場合、ほぼ毎日不動産サイトを見ていたし、地域の土地探しに強いサイトがあったので、そちらを見ていました。
自ら土地を探し、その土地のポテンシャルを工務店に見てもらうぐらいがちょうど良いでしょう!
1年探してないなら、理想の土地なんてない!?
どんな暮らしをしたいか明確になっていても、それを実現できる土地を1年探してもないなら、きっとそんな土地はないのかもしれません。
特に予算に限りがある普通の施主は、そんな現実に直面する人も多いはず。
大きな減点がなく、もっとも譲れない所や総合的に満足できそうなら、その土地に決めても良いでしょう!
ハザードマップは確認した?
ハザードマップと国土地理院の地図も必ずチェックしよう。
もはや水害は誰にでも起こりうる災害です。毎年、必ずどこかの川が氾濫しているような気がします。
もちろん、親からの土地を譲り受け、土地を選べない人もいると思いますが、誰もが水害リスクと向き合うべきです。
水害とどう向き合うかはそれぞれの価値観ですが、「知らなかった」では大きな後悔が残ります。
必ず地域のハザードマップをチェックしましょう。
国土地理院の地図は見た?
土地選びの時には、必ず国土地理院の地図を見てみよう!なぜなら、希望している土地の標高が調べられるんです。
その地域の低い場所がわかれば、内水氾濫も予想できるかも。もはや水害は誰にでも起こりうる身近な災害。備えあれば憂いなしですよ。
大雨の時、ビクビクしたくない
私は水害の恐れがあるエリアには住みたくありませんでした。
なぜなら、大雨のたびに氾濫したらどうしよう?と不安を感じたくなかったからです。
身近な川が氾濫する確率的は低いかもしれませんが、気候が変わりつつある日本で、大雨で氾濫するかもと不安になる人は、増えてきていると思います。
私はこの不安が嫌だったのです。だからこそ、ハザードマップを確認して土地を探しました。
結果として、川の氾濫のニュースを見るたびに氾濫区域外の土地を選んだことへの安心感を感じています。
地盤サポートマップで地盤を確認しよう
地盤も気になりますよね。杭工事の負担はすごく大きいです。しかも、契約後にしか調査できないことがほとんど。
予算に限りがある私たちにとって、非常に不安になりませんか?
しかし、地盤サポートマップというサイトがあります。ここでは、地盤の強さや地震の揺れやすさ、液状化の可能性、土砂災害の可能性など簡易的に調べることができます。
もちろん、地盤は実際に調査して初めてわかるものですが、1つの目安になるので調べてみる価値があります。
事前にわかると、心とお金の準備もできますよね。
ちなみに、我が家はサポートマップ上では地盤の強いエリアとなっていましたが、実際にSWS工事をすると地盤改良が必要に。当たってほしかったなー。(涙)
実際の画面はこんな感じ↓↓
土地の資産価値をどうみるか?
土地の資産価値を考えることも重要。でも、土地と建物のどちらにお金をかけるか難しいのが正直なところです。
なぜなら、両方にお金をかけれる人は多くないからです。
リセールバリューや利便性が大切ならなら土地が重視され、建物にお金をかけられない。建物にお金をかければ、安い土地は資産にならないし、老後の利便性が悪くなる。
すごく難しい問題です。
しっかり、家族で話し合いましょう!
チャンスは一瞬
土地探しのチャンスはマジで一瞬です。
大きな減点がなく、ここだけは譲れないという点が満たされていれば、その土地は買いです。一瞬で判断し、決断が求められます。
なぜなら、良い土地は誰もが狙っているし、企業や大手が買い付ける判断スピードはめちゃめちゃ速く、躊躇していると買えなくなってしまうから。
とは言え、やみくもに買って失敗してもいけませんよね。100点満点の土地ならすぐに決断できますが、予算に限りがある普通の施主にとって、そうそう出会えるものではありません。
だかこそ、家族でどんな暮らしをしたいか確認し、工務店と一緒に土地を探しながら、すぐに判断できるように準備しておく必要があるのです。
例えば…
- 日当たりだけは譲れない。でも、設計力である程度カバーできるならOK。
- 2階リビングでも良い学校やスーパーなどとの距離
- 土地の大きさや土地の価格。眺望の良さや周囲の雰囲気。
- 庭での過ごし方
何が最も重要で、どの程度なら許容できるか?など自分がしたい暮らしと照らし合せながら話し合っておくことが大切です。
すぐ決断できるようにしておきましょう!
おわりに
土地探しと結婚相手探しは似ています。
たとえば、すべての条件を満たす結婚相手なんていませんよね?
お金持ちで、仕事もできる。スタイルも良く、見た目もマジでタイプ。やさしいし、料理もできて子ども好き。話も面白いし、友達も多い。趣味も合うし、浮気なんて絶対にしない。
そんな人なんていないし、いつまでも探していたら結婚はできませんよね?笑
実際は、欠点もあるけど、素敵なところも多く、総合的に好きだからこそ結婚したはず。土地探しも一緒だと思います。
我が家はウッドショックやコロナショックによる建築費高騰のあおりを受け、土地探しで妥協しました。
当初、希望していたエリアから12~3分離れた住宅街。少子化の影響もあり、隣は廃墟(笑)しかし、普通に生活はできます。学校も近いです。土地価格は半額以下の人気のないエリア。
その結果、住宅ローンも余裕があり、精神的にも不安はないし、QOLも上がりました。
心配なのは老後。このまま街として存続できているのか?そんな心配もありますが、資産形成もしつつ、なんとかなるかなーという計算です。
我が家の土地はもちろん、100点満点の土地なんかではありません。でも、満足しています。100点満点の土地を探していたら、きっと今もまだ土地を探していたと思います。
しっかり現実を見ながら、大きな減点がなく総合的に満足できるなら、その土地で家づくりをして良いのだと思います。
なかなか良い土地に出会えないなーと迷子になっている人の原因はどんな暮らしをしたいかが明確になっていない自分自身にあるかもしれません。
この記事がそんな人の参考になっていただけたら、とても幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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