地震保険に加入するかどうか悩みますよね?私もそうでした。
正直、私自身も地震保険に入るつもりはありませんでした。なぜなら、我が家は耐震等級3で地震に強いので必要ないと考えていました。しかし、結果として地震保険に入ることになったのです。
今回は私と同じように地震保険への加入を悩んでいる人の参考になってほしいと思っています。
結論から言うと、地震保険は必要です。なぜなら、地震による火災は地震保険でしか保障されない。地震保険は火災保険の側面もあるからです。
私は地震によって火災が発生した時の損害は大きくなると判断したので、地震保険の加入を決めました。
では、具体的に解説していきますね。
地震保険は火災保険
「火災保険で地震による火災は保障されないんだ!」この事実を知った時はものすごい衝撃でした。なんのための火災保険なんだよー!と思いましたね(笑)
そうなんです。地震による火災は火災保険では保障されません。地震保険でしか地震による火災は保障されないのです。
つまり、地震保険は火災保険でもあるのです。地震による火事のリスクが怖い人は地震保険は必須です。
地震保険は火災保険でもあるという視点を持ってみよう!
地震による貰い火に備えよう
地震による貰い火に備える必要があります。なぜなら、地震による貰い火も地震保険でしか保障されないのです。特に私は北海道に住んでおり、少し古い家のほとんどは灯油ストーブです。
たとえば、真冬に大地震が起きたらどうなりそうですか?安全装置が付いているとは言え、火が消える前にストーブが倒れたら火事になりそうじゃないですか?
うちの家が大丈夫でも周りの家が火事になる。そんな火事のリスクがあると考えました。
住宅密集地も危険
住宅密集地で家を建てる方も、地震保険が必要だと思われます。なぜなら、火災による延焼が怖いからです。
1軒でも火災になったら、一気に延焼してしまうリスクも大きいはず。
貰い火によるリスクは地域差がありますが、そこに備えるには地震保険しかないのです。
地震による火災は起きるの?
とは言え、地震による火災ってそんなにあるの?オール電化は火を使っていないから、火事になりにくいんじゃないの?
実は、私もそう思っていました。
地震による火災が多かった東日本大震災
東日本大震災のデーターですが、津波を除く地震による火災は110件あり、そのうち電気関係が原因とされる火災が71件あるのです。
そして、その原因は様々です。例えば
- 電気ストーブや電気オーブントースターに安全装置がついていなかったり、機能せず起きる火災
- 電気コードが落下物により損傷して起きる火災
- 屋内配線が損傷し、壁等から雨水が染み込み漏電にる火災
- コンセントに水がかかったり、接触不良による火災
- 停電後の通電時に安全確認をせず起きる火災
このように、火災の65%も電気関係が原因。つまり、火災が少ないとされているオール電化でも、地震による電気関係の火災は十分にあり得るのです。
地震による火災が少なかった熊本地震
さん@熊本で家を買ったさんが教えてくれたように、熊本地震では地震による火災が16件に抑えられたようです。
記事によると、暖房器具を使わない春の夜に地震が起きたことや、慎重な通電作業が要因と考えられています。
いろんな対策が進んでいるとは言え、冬に大きな地震が起きると火災によるリスクはまだまだ高いと言えそうです。
つまり、大地震による火災のリスクはあると考えられます。
確率は低いものの、発生すると生活困窮するものに備えるのが保険の原則
そもそも、どんなリスクに備えるのが保険なのかな?
確率が低いものの、起こってしまうと生活が困ってしまうようなリスクに備えるのが保険の原則です。
例えば、一家の大黒柱が急に亡くなって収入がなくなるリスクに備えるのが生命保険。車の事故による多額の損害賠償に備えるのが自動車保険。
これらを貯金でなんとかしようとするのは無理ですよね。だから保険でカバーするのです。
これらと同じように、地震による火災に備えるのが地震保険です。確かに、確率は低いですが家が燃えてしまったら、生活を立て直すのは簡単ではありません。
もちろん、地震保険も新築をもう一度建てられるほどの保障はありませんが、生活を立て直すためには貴重な保障となります。
こう考えると地震保険は必須だと思ったのです。
もちろん、そもそも火災保険すら必要ないという人には地震保険も必要ありません。でも、家を建てて火災保険に入らない人はいないはず。
ということは、火災保険の1つと考えられる地震保険に入らない理由はありません。こうして、地震保険否定派の私は、地震保険の加入を決めたのです。
耐震等級3で地震保険が50%OFF
耐震性が高い家は地震保険が割安になります。耐震等級3になんと半額。倒壊可能性が極めて低いから安くなるんですね。
我が家の場合は5年間で64,100円でした。地震保険の価格は地域差があるので、人それぞれですが、この金額なら十分に保険を掛ける価値があると思っています。
耐震性の高い家を建てて、地震による倒壊と火災に備えましょう。
耐震性3は必須
耐震等級3の家を建ててほしいなーと思います。なぜなら、地震が多い日本ではいつどこで大地震が来てもおかしくないからです。
しかし、耐震等級3も複雑です。最低限の基準としては「地震保険が半額になる耐震等級3」であることが大切。
まずはシンプルに考えて耐震等級3の家を建てて地震保険にも加入しましょう!
おわりに
私は地震保険は火災保険の側面もあると考えています。なぜなら、地震による火災は地震保険でしか保障されないからです。
例えば、地震で隣の家が火災になり貰い火による火災や、停電後の通電を正しく処理できず火災になってしまった場合、地震保険でしか保障されません。
地震による火災になる確率は低いかもしれませんが、生活が困窮してしまう損害リスクを抱えています。だからこそ、地震保険は必要だと思うのです。
こうして、私は地震保険の加入を決めたのです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!今回の記事が参考になり地震保険の検討をしてもらえたら、とてもうれしいです。
また、これから家づくりをされる方は、私はクレーマー?工務店とトラブルになった時のお話も参考にしてください。私の屍を拾ってやってください(笑)
皆さんの家づくりが満足のいくものになりますよーに。
じゃーね(^^ゞ
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