脳は主語を理解できない

「脳は主語を理解できない」という言葉を聞いたことありますか？

人は無意識の中で、主語を理解できないというように言われています。

主語が理解できないということは、自分に向けた言葉であれ、他人に向けた言葉であれ、

すべて「自分に向けた言葉」として理解されるということです。

例えば、「あなたは、こんなこともできないの？」と相手に向かって言ったとしても、

脳は「あなたは」の部分を理解できず、「こんなこともできないの？」の部分だけ受け取り、

あたかも自分が言われているように脳が認識してしまうのです。

そのため、普段から人の文句や愚痴、不平不満を言っていると、自分自身に向かって言っているのと脳は感じるのです。

人を憎めば憎むほど、自分を憎み、人への悪口は自分への悪口だったのです。

これって、怖いですよね。

ネガティブな言葉はネガティブな人を集める

ネガティブなことを考えれば、自然とネガティブな発言が増えます。

ネガティブ発言とは愚痴や文句、不平不満、他人への悪口などのことです。

このようなネガティブな言葉を話し続けると、その言葉に共感したネガティブな人が自分の周りに集まっていきます。

Twitterでも旦那の文句を言うと、それに共感した人のリプがたくさん来ますよね（笑）

そして、ネガティブな人に囲まれると、身の回りのネガティブなものばかり注目され、あたかも自分はついていないかのように感じるのです。

いつも「ぶーぶー」言っている人の顔ってなんだか、悪いことを考えていそうな顔していませんか（笑）？

ポジティブな言葉で表現しよう

幸運を呼び込む方法は、ずばり「ポジティブな言葉を発すること」です。

脳は主語を理解できないため、人にありがとうと感謝すると、自分に対して感謝することになります。

また、他人をほめると、自分に対して褒めることになります。ポジティブな言葉は自分をポジティブにしてくれます。

そして、ポジティブな言葉に共感した人が集まり、身の回りのポジティブなものが目立つようになり、あたかも自分はついているかのように感じるようになるのです。自分が話す言葉によって自分自身がポジティブになるのです。自分の周りもポジティブな言葉であふれさせたいですね。

最後に有名な言葉をご紹介します。

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから

言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから

行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから

習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから

性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから

皆さんは何を感じますか？